構造化出力
構造化出力とは、大規模言語モデル(LLM)などの人工知能モデルに対し、自由形式の自然言語ではなく、予測可能で機械可読な形式で生成された応答を返すように指示するプラクティスを指します。出力は段落ではなく、JSON、XML、YAML、または特定のスキーマとして提供されます。
エンタープライズアプリケーションにおいて、非構造化テキストはソフトウェアが確実に処理することが困難です。LLMが構造化出力を提供すると、創造的なテキスト生成タスクが、信頼性の高いデータ抽出および変換タスクに変わります。この予測可能性は、ダウンストリームの自動化、データベースへの取り込み、APIの消費にとって極めて重要です。
構造化出力を実装するには、通常、プロンプトの一部としてLLMに厳密なスキーマ定義(例:JSONスキーマ)を提供します。その後、モデルはそのスキーマ内のフィールドを埋めるように制約されます。高度なAPIは、この構造を強制するネイティブモード(JSONモードなど)を提供することが多く、後処理でのパースの必要性を大幅に削減します。